前回の記事の謎解き

前回、このような謎を出しました。

 

a=b

2a=b+a ←両辺にaを足した

2a−2b=b+a−2b ←両辺から2bを引く

2(a−b)=a−b ←左辺を2でくくる

2=1 ←両辺をa−bで割る

 

2=1となってしまう謎です。

 

当然2と1は違う数字ですから、どこか計算ミスをしています。

 

それはどこかというと

1番下の計算過程である

両辺をa−bで割る

のが計算ミスです。

 

なぜかと言いますと、実は方程式は両辺を同じ数で割ることはできるのですが、0で両辺を割ることはできません。

 

a=b なので、a−b =0となるのは当たり前です。

つまり、両辺をa−bで割る=両辺を0で割る

となってしまうので、2=1という不思議な結果になってしまったのです。

 

両辺を文字で割るってこわい