もし、山手線に乗車している人、全員が同じテレビ番組を視聴したら、視聴率はどれくらい増加する?

もし、山手線に乗っている人がスマホを利用して、全員が同じテレビ番組見た場合、どのくらい視聴率が増加するのかを調べてみました。

 

この増加率を調べるにあたって、まずは電車内でどのくらいの人がスマホを使用しているのかを知る必要がありました。

インターネットで調べてみると、諸説ありましたが、電車内スマホ使用率は約50%であるとわかりました。

あまりの多さに正直信じられなかったため、山手線ではないのですが、有楽町線でこの数字を検証してみました。

 

実際に、電車内を歩き回り、スマホをいじっている人数を数え、使用率を計算してみると約45%であり、50%という数字にある程度納得いく結果となりました。

 

そして、関東圏では視聴率1%当たり40万人がそのテレビ番組を視聴していることが分かりました。

 

もう一つ考えなければいけないのは、山手線の電車内には、いったいどれくらいの人が乗車しているのかということである。

乗車率(混み具合)を100%とすると、1両当たり約160人乗っています。

山手線は11両編成なので

160×11=1760人  

内回り外回りを合わせると約40本電車が走っているので

1760×40=70400人

 

ここから実際に視聴率の増加率を計算していきます。

 

70400人の50%、つまり、半分の人がスマホを使っているので

70400÷2=35200人

 

この35200人が全員一つの番組を視聴したとすると視聴率は

35200÷40万=0.088%

 

よって、視聴率が0.088%増加することになります。

 

おおまかな数字で計算したが、山手線に限っても視聴率がかなり増加することがわかります。

 

テレビ離れと言われていますが、スマホでテレビを視聴できる環境を整えたり、通勤時間を狙って番組を作成するなどスマホでのテレビ視聴を促す工夫をすれば、視聴者を呼び戻すきっかけとなることは間違いないでしょう。

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